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2019年度 審査会・審査基準

2019年度の選定会は「道後 ふなや」で開催しました。18の蔵元から計50点の酒が出品。ふなやの久保田料理長によって調理された、「あかね和牛」「しまあじ」「真鯛」が用意され、一次選定では専門家12名が食中酒としての香味の調和について清酒品質を評価し、それぞれの食材に対して6点を選定しました。
二次選定では公募で集まった海外の方7名・女性6名と、調理師9名と愛媛県産業技術研究所技術指導員3名が、料理との相性を、香味・フレーバーが心地よく味わいとなって感じられ、第3の味わいを作り共鳴・調和しているかの視点から、それぞれの食材に対して3点を選定しました。

 

対象食材

あかね和牛

愛媛県が、「赤身と脂肪のバランスを重視した美味しくヘルシーな和牛肉」をコンセプトに開発、平成27年に発表された愛媛県産のブランド牛。餌にアマニ油やかんきつの皮を使い、美味しさはもちろんヘルシーで美容にも良いと評判の牛肉です。

しまあじ

コクと旨味がある白身の高級魚として知られており、刺身はもちろん、煮ても焼いても美味しく食べられます。愛媛県はしまあじの養殖が盛んで、全国の漁獲量の半分近い量を出荷しています。

真鯛

甘みや旨みがあり、歯ごたえの良い真鯛。言わずと知れた魚の王様です。「めでたい」の語呂合わせや、赤く見栄えのする姿形から、祝い事でも重宝されます。愛媛県は真鯛の養殖生産量全国1位で、県の魚にも指定しています

 

出品要項

各蔵元は下記の要項に基づき出品しました。

  1. 自社で醸造した市販規格の酒(酵母・原料米は自由、普通酒から大吟醸まで)
  2. 新酒、古酒を問いません。(火入れ酒に限る)
  3. 一つの料理に対して、1銘柄のみ出品が可能

 

パーティの模様

選定会終了後のパーティ・受賞酒発表会は、酒匠・唎き酒師匠など日本酒の資格を持たれた台湾の方も多数ご参加いただき、参加者は総勢140名あまりと、盛大に催されました。
今年の認定酒の発表を行うとともに、久保田料理長が創作した料理を通じて、愛媛の食材とのマリアージュを楽しみました。

 

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